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【徹底比較】ロキソニンの処方薬・市販薬S・Sプラス・Sプレミアムの違い【成分・効果・副作用・価格・おすすめ】

薬サポ(@YakuSapo)のページへ、ようこそ。

 

結論から見たい方は
目次の☆印をクリック!

 

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先日、ロキソニン愛好家の友人からこんな質問を受けました。「ロキソニンって、いろんな種類があって良いのだけれども、逆にどれが自分に1番合ってるのかが把握しにくい。もっと良いのがあるのではないかと思いながら飲むのは気持ち的に嫌だ。良い比較サイト知らない?」と。

 

ネットを見てみると確かに全体を把握した上での比較サイトはありませんでした。(個々に比較してるサイトはいっぱいあります)

 

ということで、作ってみました。

 

 

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全種類の理解

まずは全体の把握です。ここ大事です。

 

全部で97種類

 

ロキソニンの主成分である「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を含む医薬品(医療用・一般用含む)を全種類調べ、その分類表を作ってみました。今のところ、全部で97種類あるようです。

 

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上の表の説明です。

わかりやすくするため、「いわゆるロキソニンの分類表」と書きましたが、正確には「ロキソニンの主成分であるロキソプロフェンが含まれる薬の分類表」です。ポイントは「含まれる」です。つまりは、ロキソプロフェン以外の成分が入っているものもあり、それが個々の特徴に繋がってくるのです。

処方薬の先発品(図左上)

最も有名なロキソニンの事で、いわゆる「先発医薬品」であり、最初に世に登場したロキソニン(1986)です。医療機関で医師に診断され、処方してもらう薬の事です。場合によっては薬局でも買えます。

処方薬の後発品(図左下)

俗に言う、ジェネリック・後発医薬品です。ロキソニンの特許が切れ、第一三共社以外の法人でも製造が認められ、遅れて世に出てきた薬です。特徴としては薬価が低いです。また、ロキソニンは需要のある薬だったため、ジェネリックの種類がかなり多い状況となっています。(73種類もあります)

市販薬の先発品(図右上)

この記事でのメインです。医師の処方なしで買える薬です。処方薬ロキソニンの特許が切れ、ジェネリックが登場し、さらにその後、市販での販売が許され、処方薬ロキソニンの製造している第一三共ヘルスケア社が製造する市販薬版ロキソニン群です。Sシリーズはそれぞれ、大きな特徴を持っており、下記で紹介いたします。

市販薬の後発品(図右下)

ジェネリックの市販薬とも呼べるもっとも世に出てくるのが遅かった医薬品です。これも医師の処方なしで買える薬です。後ほど紹介します。

 

 

 
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1 処方薬  ↔︎  市販薬

ここでは、処方薬である「ロキソニン錠60mg」と市販薬の代表として「ロキソニンS」を比較していきます。

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★比較表

 

結論:2つの違いは、ほぼない

 

処方薬と市販薬のロキソニンは、ほぼ同じものと言えるでしょう。ほぼ同じものの違いの説明に時間をかけても無駄なので、最初に結論を言いました。一応、比較表を作りましたので見たい方はどうぞ。

 

どの画面サイズでも形が崩れないよう、「図」として貼りました。「まとめ」を見て頂ければ、全体像はわかると思います。

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 ↓こちらはコピペできるよう、打ち込んだものです。内容は上の図と同じものです。(画面サイズによって大変見づらくなりますご了承ください)

商品名 処方薬
ロキソニン60mg
市販薬
ロキソニンS
まとめ 市販薬と同じと考えて良い。 処方薬と同じと考えて良い。
市販薬より安いか高いかは人による。
半分にできる割線がある。
処方薬より少し小さい。
価格1 - 694円/箱(12錠)
- 57.8円/回
価格2 - 700円/箱
- 58.3円/回
効能・効果 ①関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛並びに症状の消炎・鎮痛 ②手術後、外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎 ③急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱・鎮痛 ①頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛    ②悪寒・発熱時の解熱
成分分量 (服用1回分)
ロキソプロフェンナトリウム水和物68.1mg
添加物
ヒドロキシプロピルセルロース
三二酸化鉄
ステアリン酸Mg
乳糖水和物
大きさ
直径約9.1ミリ
直径約8ミリ ※1
用量
1回1錠
リスク区分等
第1類医薬品
セルメディ税制
未対象
対象

※価格1:価格Amazon時価(税込)
※価格2:価格メーカー小売希望(税込)
※セルメディ税制:セルフメディケーション税制

 

処方薬:ロキソニン60mg

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効能効果にわずかな表現の差がありますが、 医療用の場合、保険適用の話が加わってくるので、市販版と書き方は異なっていますが、ほぼ同じと解釈できると考えます。製造してる法人も同じ系列ですので、同じものと言っていいかと思います。

市販薬:ロキソニンS

 

 

 

 
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2 市販薬S ↔︎ Sプラス ↔︎ Sプレミアム 

ここでは、市販薬の代表(第一三共製)「ロキソニンS」と「ロキソニンSプラス」と「ロキソニンSプレミアム」を比較していきます。

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★比較表

どの画面サイズでも形が崩れないよう、「図」として貼りました。「まとめ」を見て頂ければ、全体像はわかると思います。

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 ↓こちらはコピペできるよう、打ち込んだものです。内容は上の図と同じものです。(画面サイズによって大変見づらくなりますご了承ください)

商品名 ロキソニンS ロキソニンSプラス ロキソニンSプレミアム
まとめ
処方薬とほぼ同じ
胃保護作用強化
痛み止め強化
処方薬版とほぼ同じもの。(保険制度が絡むので価格の比較は一概にできない) ほぼ同額で、ロキソニンSに胃薬を追加し、副作用発現の可能性を下げたもの。

価格は倍だが、痛み止め成分2種類、胃薬1種類をロキソニンSに追加し、痛み止め効果をより強化したもの。
眠気出る可能性あり。

価格

Amazon時価(税込)

694円/箱(12錠) 747円/箱(12錠) 747円/箱(12錠)
57.8円/回 62.3円/回 124.5円/回 ※1

価格

メーカー希望(税込)

700円/箱 754円/箱 754円/箱
58.3円/回 62.8円/回 125.7円/回 ※1
効能・効果 ①頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛   
②悪寒・発熱時の解熱
成分分量 (服用1回分)
ロキソプロフェンナトリウム水和物68.1mg
 
酸化マグネシウム 33.3mg
アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg
無水カフェイン 50mg
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 100mg
添加物
ヒドロキシプロピルセルロース
三二酸化鉄
ステアリン酸Mg 乳糖水和物 乳糖,セルロース,クロスカルメロースNa,ヒプロメロース,酸化チタン,カルナウバロウ、ステアリン酸Ca 乳糖,セルロース,クロスカルメロースNa,ヒプロメロース,酸化チタン,カルナウバロウ、ステアリン酸Mg,タルク
大きさ
直径約8ミリ
直径約9ミリ
直径約8ミリ
用量
1回1錠
1回2錠
リスク区分等
第1類医薬品
発売年月
2011年11月
2015年6月
2016年4月
その他
セルフメディケーション税制対象

※1:1回の服用で2錠服用するため、2錠分で計算しています。

※2:大きさは独自調べ。

 

ロキソニンS

比較表に書いた通り、処方薬のロキソニンとほぼ同じものです。内容を変えずに、市販で買えるようにしたものです。病院でもらっていたロキソニンをそっくりそのまま市販で調達したいという方に特にニーズがあります。

 

ロキソニンSプラス

簡単に言うとロキソニンSに胃薬が加わったものです。何のための胃薬かというと、ロキソニンによる副作用を予防するためのもので、この商品かなりグッドアイデアだと思います。

買うなら、これ

実は、一番おすすめのロキソニンです。これを買っておけば間違いないと思います。

以下、理由です。通常病院でロキソニンが処方される場合、ほとんどのケースで胃薬が一緒に処方されます。皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。有名どころでいうとムコスタ(レバミピド)などです。これはロキソニンの主な副作用である「胃腸障害」を防ぐためのものです。※ロキソニンは胃腸障害を起こしにくいと言われていますが、そうは言っても副作用として1番多く報告されているのが事実です。

 

酸化マグネシウム:胃の保護作用

(Sプラスのみに配合されている成分)

 

処方薬としてロキソニンを受け取る場合は、自動的に胃薬が出されますので人は自然に胃薬を飲みます。問題なのは市販薬の場合です。胃薬を自発的に選ばなければなりませんし、お金も追加でかかります。しかも、残念な事に、上に挙げたムコスタは市販薬として販売されていまん。という理由から、人は胃薬を一緒に買わないんです→飲まないんです→これにより、副作用が起きやすくなるんです!というのは、ご理解頂けたのではないでしょうか。そう、そして、このSプラスはそんな問題を解決してくれる商品なのです。胃薬を用意するのが億劫な人にはとにかくオススメです。

 

ロキソニンSプレミアム

 プレミアムは、最大限に痛みを取り除きたいと思う人に向けたロキソニンと言って良いかと思います。ロキソニンSに下記の成分が配合され、痛みをとることに集中した薬です。また胃薬も配合されており、副作用の発生リスクを抑えている薬でもあります。ちなみに、Sプラスの胃保護作用成分とは別の成分です。

 

Sプレミアムのみに配合されている成分


  • 痛み止め:アリルイソプロピルアセチル尿素
  • 痛み止め:無水カフェイン
  • 胃保護作用:メタケイ酸アルミン酸マグネシウム

 

 

 

 
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3 ロキソニン以外の市販薬 

表に挙げたように、ロキソニンと名の付かない市販薬は13種類あります。この13種類は単にロキソニンのジェネリックのようなものであり、ロキソニンSシリーズとは違い、大きな差はあまりありません。とはいえ、個々に特徴はありますので、リンクと一言コメントを記載します。

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エキセドリンLOX

エキセドリンと名のつく医薬品が他にもあり、ロキソプロフェンが配合されているのはこの商品だけですので、薬店に足を運んで買う場合は注意が必要です。

 

コルゲンコーワ鎮痛解熱LXα

うがい薬やコロちゃんケロちゃんで有名な興和株式会社から発売されている商品。これも同じ名前のつく医薬品が他にもあり、ロキソプロフェンが配合されているのはこの商品だけですので、薬店に足を運んで買う場合は注意が必要です。

 

バファリンEX

これも同じ名前のつく医薬品が他にもあり、ロキソプロフェンが配合されているのはこの商品だけですので、薬店に足を運んで買う場合は注意が必要です。

 

ロキソプロフェン錠「クニヒロ」

 

ロキソプロフェンソフトカプセル「BMD」

 

スカイブブロンLX

こちらの商品は残念ながら、登録はされてはいるものの、ネットでの販売は確認できませんでした。先発品という存在があるがゆえ、売れ行きには差があるようです。

 

ピタリノーLX

こちらの商品は残念ながら、登録はされてはいるものの、ネットでの販売は確認できませんでした。先発品という存在があるがゆえ、売れ行きには差があるようです。

 

ロキソプロフェン錠「AX」

こちらの商品は残念ながら、登録はされてはいるものの、ネットでの販売は確認できませんでした。先発品という存在があるがゆえ、売れ行きには差があるようです。

 

ロキソプロフェン錠「GX」

こちらの商品は残念ながら、登録はされてはいるものの、ネットでの販売は確認できませんでした。先発品という存在があるがゆえ、売れ行きには差があるようです。

 

ロキソプロフェン錠M

こちらの商品は残念ながら、登録はされてはいるものの、ネットでの販売は確認できませんでした。先発品という存在があるがゆえ、売れ行きには差があるようです。

 

ハリー解熱鎮痛薬L

こちらの商品は残念ながら、登録はされてはいるものの、ネットでの販売は確認できませんでした。先発品という存在があるがゆえ、売れ行きには差があるようです。

 

メディペインS

こちらの商品は残念ながら、登録はされてはいるものの、ネットでの販売は確認できませんでした。先発品という存在があるがゆえ、売れ行きには差があるようです。

 

ユニペインL

こちらの商品は残念ながら、登録はされてはいるものの、ネットでの販売は確認できませんでした。先発品という存在があるがゆえ、売れ行きには差があるようです。

 

結論。結果としてロキソニンの市販薬は少ない。

 

以上、「【徹底比較】ロキソニンの処方薬・市販薬S・Sプラス・Sプレミアムの違い【成分・効果・副作用・価格】」でした。

 

 
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