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【ランキング】子供の薬の飲ませ方 | 基本と裏技 | コツとNGを子持ち薬剤師がご紹介

ここで紹介する方法とルールを守れば、高い確率でお薬を飲んでくれると思います。なぜなら成功事例を紹介するからです!対象者は赤ちゃんから幼児までです。

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飲ませ方

どの口コミサイトを見ても百発百中の方法はありません。こどもに合った飲ませ方を見つけていってください。私の経験と口コミサイトの情報を集約させ、確率の高い順にランキング形式でご紹介します。

基本

 

粉の場合

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水を含ませ、お団子に


玉の様にまとめて、できるだけ口の奥の方に入れて、水を飲ませます。上顎に付ける様にするとスーっと食道へ入っていくのでおすすめです。乳児は吐き出す力がまだないので、特に有効です。

 

飲み物に混ぜる


少量の飲み物に混ぜて飲ませます。ただし、普段から飲む物に混ぜない様にしましょう。離乳前はスポイトで与えましょう。1度に多くの量を入れると溢れてしまう事もあります。

 

他の物を混ぜる


ゼリーやアイスクリームを混ぜると良いです。下の方に詳細を載せているので、ぜひご覧下さい。また市販されている薬用の混ぜ物もあります。以下の通りです。

↑一番のおすすめはこれ!なぜなら小分けだから。毎回使い切れるので衛生的にも安心です。CMはしていないですが、口コミで広まっている商品です。

↑CMでお馴染みの商品です。売上高はおそらく一番ではないでしょうか。

 

 

液体シロップの場合

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甘く加工してあるものが多いので、粉よりはるかに飲ませやすいです。離乳前はスポイトで与えましょう。コップで飲める子はコップに移し替えるのもいいでしょう。お気に入りのお薬専用のコップを作っておくのもいい手かと思います。

 

混ぜ物・工夫ランキング

※ほとんどの薬は問題ありませんが、一部の薬は混ぜ物によって効果が薄まる事があります。薬をもらう際に薬剤師にしっかり確認しましょう。

1位:ゼリー

味、飲ませやすさ、混ぜやすさ、手軽さ、カラフルさ全てにおいて都合のいいと混ぜ物です。ただし、ゼリーは普段からオヤツとして与えてるご家庭も多いと思います。普段食べるゼリーとは一味変わったゼリーを薬用としてストックしておくのもいいかと思います。

2位:アイスクリーム

嫌いな子供はあまりいないようですし、冷たさで苦さが紛れるという事もあり、オススメです。毎日与えるものでもないはずなので、子供にとっても特別感も出ます。また、溶けてしまった場合でも、甘い液体となって一気に飲んでくれる事もあるので、チャンスも多いのが特徴です。おかわりをねだってくる事が親には困る事かもしれません。

3位:ジャム・練乳

打ち消し度合いは抜群ですが、少し甘過ぎますよね。そんな時は少し水で薄めて飲めるようにしてトライしてみてください。結構おすすめです。似た様なものにピーナッツバター、生クリームもあります。

4位:ココア

茶色と濃い味という事で、興味をそそり飲んでくれる子供も多いです。ただ、家庭でいつも飲んでいれば用意が楽ですが、そうでない場合少し用意しづらいかもしれません。

5位:プリン

子供の大好物です。すぐに手に入りますし、カラメルが元々苦目なのでうまく誤魔化す事が可能です。ただ、普段から食べさたいものでもあるので薬用の混ぜ物としては扱えないのが惜しいところですね。

番外編1:スプーンを変える

混ぜたはいいものの、飲まない事もあるかと思います。そんな時はスプーンを変えてみるのもいい手かと思います。キャラクターのものや新しいもの、木製のもの、パパママと同じもの(箸含む)などバリエーションはたくさんあると思います。気をそらすのもコツの1つです。

番外編2:話術・ご褒美を使う

子供にもかかわらず、前向きになれるのであれば簡単に飲むものです。「好きなキャラクターが応援してるよ!」とか、「◯◯(悪者役のキャラ)が襲ってくるよ〜。」など明るい未来に持っていくセリフが効果的だと思います。ご褒美も効果的ですが、普段からしておく必要があります。これも未来への期待を使った方法です。

番外編3:あげ方を工夫する

物事をあまり理解していない時期に有効な方法を紹介します。よく「お薬飲もっか?」と子供に声掛けしたりするが、あえてしないパターンです。薬用のジュースを決めておいて「特別なジュース飲もっか?」と問いかける方法です。薬と思わせない事によって、薬を混ぜる行動を見せてもそういうジュースだと捉えられるので嫌がる事は少なくなります。

番外編4:混ぜる姿は見せない

いつもと違う行動が子供を怖がらせます。できる限り避けましょう。

番外編5:とにかく冷やす

冷えたものの味はわかりにくくなると言われています。色々試してもダメなら冷やしてみましょう。過度な冷却は成分を壊しますので避けましょう。

 

 

 

コツとNG行為

ここは、薬の飲ませ方を紹介するページですが、1番の目的は赤ちゃんや子供に、早く治ってもらうことです。従って、その視点もしっかり抑えて説明します。

服用する薬の優先順位を確認する

 私が薬剤師であるからこそお伝えしますが、処方された薬は優先順位がつけられます。もちろん全部飲むことがベストですが子供の場合、1つ目は飲んでも2つ目は飲まなかったりって事も多いですよね。優先順位はかかりつけの薬剤師に確認してくださいね。おそらく、症状を抑える薬から飲んでくださいと言われるはずです。それと、症状を抑える薬は途中で辞めても構いませんが、抗菌剤や予防薬はしっかり飲み切ることという約束はお忘れなく。

 

混ぜる場合は濃い目のものと

 現代の技術ではどうしても苦味は出ると思います。ちなみに苦味の原因は薬の主成分であることが多いです。ですので、苦味がゼロになってしまったら、薬の効果はなくなったと考えてもらっていいかと思います。加熱とか過度な冷却は避けましょう。ということから、薬の苦味を打ち消せる混ぜ物が鍵となることがわかります。よって、濃い目の物をチョイスした方がいいと思います。子供に濃いものは良くないといいますが、数を重ねない場合、大目に見ましょう。

 

普段の飲み物・食べ物に混ぜない

 子供の舌と記憶は敏感です。マズイと感じたものはその後、嫌いになってしまう事がよくあります。例えばミルクや牛乳、ジュース、ヨーグルトです。普段から食すものが嫌いになると子供の健康にも良くないですし、親としてもその後が大変になってしまいます。

 

成功した混ぜ物は普段は与えない

 飲まなくなる原因はマズイと感じ始めるからです。最初からこういうものだと思っていれば、その後も嫌いになる事は少ないのです。例えば、チョコレート。普段食べているチョコが突然苦くなったら食べなくなるのは想像がつきますよね。ですが、初めから少し苦いがとても甘いお菓子として食べていれば、そういうものだと思って食べるわけです。ただしその後、普通のチョコとして与えたら意味なくなりますので気をつけてください。次食べたらマズイと感じるはずです。

 

ハチミツは絶対に食べさせない

 

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幼い頃の腸内はまだ闘える菌が少なく、ハチミツに含まれるボツリヌス菌の繁殖を抑える事ができません。つい最近も死亡例が出ています。絶対に与えてはなりません。はちみつが微妙に含まれる製品も多いので、敏感になりましょう。一歳以上は大丈夫と言われていますが、子供の成長は人それぞれです。いちいち覚えるのも大変なので幼い頃はとにかく避けましょう。

 

 

裏技

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薬剤師ならではの方法をご紹介します。それは、

薬を変える

です。どう飲ませるかではなく子供に合った薬に変えるのです。医師から処方された薬を変えてしまうわけではありません。実は、患者は処方された薬を好きなジェネリックに変える権利を持っています。それを利用し、好きな薬に変えるのです。

 

現在、ほとんどの薬はジェネリック医薬品(後発品)が発売されています。しかも同じ成分で10種類以上のジェネリック品が発売されており、選ばれるため各社工夫を凝らした薬を作っているのです。味、大きさ、滑らかさ、溶けやすさなど特徴は様々です。

 ですから、どうしても飲まない薬がある場合、相談してみてください。ちなみに相談する相手は薬剤師です。患者さんは薬を選べる権利があるので、薬をもらう際に薬剤師に言ってください。(医師に言っても薬剤師に相談してと言われるだけです。)

 

 実際の使用例はこちら「子供がどうしてもこの薬の服用を嫌がります。違うジェネリックを試してみたいのですが、変えてもらえませんか。」


「◯◯という薬が飲みやすいと聞きまして、その薬に変えて欲しいのですができますか。」

ちなみに、以上の相談を断る権利は薬剤師にはありません。断ってきた場合は、対応が大変だからと考えてください。親切な薬局は時間がかかっても対応してくれるはずです。試す必要はないと思いますが、優秀な薬局か見極めるポイントの1つってわけですね。

 

さらにいうと、かかりつけ薬剤師の活用を強くオススメします。かかりつけ薬剤師を簡単にいうと、自分専属の薬剤師って事ですから、普通以上に相談に乗ってくれます。一般の人では費用がほんの少しだけ高くなりますが、子供は無料だったりするので活用しない手はないと思います。

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以上、「子供の薬の飲ませ方 | 基本と裏技 | コツとNGを子持ち薬剤師がご紹介」でした。