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薬局を閉局させる前にやるべき事 | チャンスはまだある 【手続き|必要期間|届出機関】

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ここで紹介する事、全てを試した上で、閉局・閉店・清算をすることをお勧めします。

 

下の記事のように、未だに保険薬局の総数は増えていますが、実はジワジワと閉店する薬局も増えています。つまり、減る薬局もある中、それを上回る数の薬局が新たにできているのが現状なのです。

薬局の閉局ではたくさんの人に迷惑がかかります。患者さん、ドクター、従業員、取引先が主です。せっかく築き上げた信頼や繋がりをなくしてしまうのは非常にもったいないです。

 

そこで、少しでも閉局する薬局さんが減るように、閉局前にできる事を紹介いたします。

 

以下、5つです。

 

 

 

 

家賃の値下げ交渉 

閉局されて家賃が入らなくなるくらいなら、値下げしてでも続けてもらったほうがいいと思う家主も多いはずです。賃料は固定費の代表ともいえる項目ですから、ここが減額できたら少しは長く続けられるのではないでしょうか。

 

 

 

薬剤仕入値引き率の交渉 

閉局するということは薬の取引がゼロになるということですから、取引卸も混乱する状況となるでしょう。その観点から値下げ交渉も可能となることがありますので試みる価値はあるかと思います。

 

ただし、医薬品卸との交渉は注意が必要です。経営難を理由に交渉するということは、支払いが厳しくなっているという事の表明でもあります。医薬品卸に「この薬局はもうすぐ潰れそうなので取引しない方が身のためだ」と思われた場合、取引すらしてもらえなくなる場合があります。そうなると即閉店になってしまいます。状況に応じて対応が大きく変わってくるので、専門家への相談が大前提と思われます。

 

患者さんへの声掛け 

他の病院からの処方せんを持ってきてもらえるよう、必死で声掛けしましょう。ポスター等に頼らず、患者さん一人一人に声掛けする事をお勧めします。これが一番効果的です。

 

処方元への声掛け

処方元も門前の薬局がなくなったら、大変困ります。下手すりゃ患者さんも減ります。その観点から柔軟に対応してくれると思います。もっと患者さんに来てもらえるよう、工夫を提案しましょう。

 

従業員のリストラ 

これは最後の最後の手段ですね。次の職をサポートできる体制をとってから進みたいものです。私の経験話ですが、薬局の不穏な雰囲気に気付き、転職を検討し始める方も実は多く、実際にリストラを告げると、すんなり受け止める方もいらっしゃいます。もちろん油断は禁物ですが、深刻な状態であることを普段から匂わせておくことも大事かもしれませんね。そうすることで、身を引き締めて仕事し、結果よい方向になることもあります。

 

M&Aの検討 

信じてもらえないかもしれませんが、想定外の会社さんが、あなたの薬局を欲しがっている場合があります。私の経験上、買い手が見つからなかった薬局は見たことがありません。(価格は置いておいて)。その理由は、薬局業界が最初で最期のM&Aブームだからです。今や、大手企業はもちろん、一個人が薬局を買いたいと問合せがくる時代です。譲り受け手はいくらでもいます。

 

せめて誰も引き受け手がいないことを確かめた上で閉局しましょう。

 

おわりに

以上が最後にやるべき事です。本当はもっと早くからこのページを見ていただきたかったのですが、最後にならないと行動しないのが人間ってものです。まだ間に合う事も多いかと思います。最後のトライをしてみてください。